2. 各種スキルアップ講座
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① インストラクショナルデザイン
教育効果の高いコンテンツ作成には、インストラクショナルデザイン手法で作成する必要があります。インストラクショナルデザインには5つのステップADDIEがあります。その手法に従ってコンテンツ作成を行うことで学習効果が把握できるようになります。 ② ロジカルシンキング ロジカルシンキングは、日本語で「論理的思考」と呼ばれる考え方です。「情報を論理的に整理して考えられる能力」といえます。ビジネスで求められるロジカルシンキングは「論理的に筋道の通った文意である」だけでなく、その主張や思考の末の結論が、なるべく現実に即したものであることを目指しています。ロジカルに考える方法を身に付けることで、複雑に絡み合う物事の関係性を整理したり、問題解決の道筋を立てたりするのに役立ちます。 ③ ソーシャルスタイル ソーシャルスタイル理論とは、効果的なコミュニケーションを行うための手法として、多くの企業で取り入れられているコミュニケーションの理論です。特に営業職や販売スタッフなどの顧客と直接関わる職業は、ソーシャルスタイル理論を理解することで、ビジネスでのコミュニケーションがよりスムーズになるとされています。 ④ プレゼンテーション プレゼンテーションで重要なことは、自分の考えやアイデアを上手に説明することではありません。あなたの提案に対して、相手が自分の行動として動こうとすることが大切です。そのためには、相手の立場や考えなどを十分に理解して、その相手が自分の行動として捉えることが出来る内容が求められます。 ⑤ 営業総合力 営業で成果を上げることが出来る人は、上記の4つのスキルを十分に発揮しています。最適な提案を構築するためのインストラクショナルデザイン、提案内容の論理性を担保するロジカルシンキング、提案する相手の行動特性であるソーシャルスタイルを把握することで、相手が心地よい環境を提供し、その環境の下で、提案内容をプレゼンテーションして、相手が自分の行動として動くようにするのが、営業総合力です。 ⑥ 社会人基礎力 経済産業省が、2006年から提唱するもので、大学等で教える「基礎学力」「専門知識」に加え、コミュニケーション能力や主体性、実行力などの、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」、すなわち、「第3の能力」として、学生に身に付けるさせるべき能力であるとするものです。具体的には、「3つの能力」と、それらを構成する「12の能力要素」をあげています。 |