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社会人基礎力とは
「社会人基礎力」とは、経済産業省が平成18年2月に企業への調査などを基にまとめたもので、「組織や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力」と定義している。 
簡単に言うと、「仕事をする上での必要な能力」となる。
   具体的には、 
    ①前に踏み出す力(アクション)
    ②考え抜く力(シンキング)
    ③チームで働く力(チームワーク)
    の3つの能力で構成され、それぞれの能力が12の要素で構成されている。 それぞれの能力要素の行動特性は以下の通りです。
​
前に踏み出す力(アクション)
 主 体 性:
  • 自分がやるべきことは何かを見極め、自発的に取り組むことが出来る
  • 自分の強み、弱みを把握し、困難なことでも自信を持って取り組むことが出来る
  • 自分なりに判断し、他者に流されずに行動できる
 働 き か け 力:
  • 相手を納得させるために、協力することの必然性(意義、理由、内容等)を伝えることが出来る
  • 状況に応じて効果的な巻き込むための手段を活用することができる
  • 周囲の人を動かして目標を達成するパワーを持って働きかけている
 実 行 力:
  • 小さな成果に喜びを感じ、目標達成に向かって粘り強く取り組み続けることができる
  • 失敗を怖れずに、とにかくやってみようとする果敢さを持って、取り組むことができる
  • 強い意志を持ち、困難な状況から逃げずに取り組みを続けることができる ​
​考え抜く力(シンキング)
 課 題 発 見 力:
  • 成果のイメージを明確にして、その実現のために現段階でなすべきことを的確に把握できる
  • 現状を正しく認識するための情報収集や分析ができる
  • 課題を明らかにするために、他者の意見を積極的に求めている
​ 計 画 力:
  • 作業のプロセスを明らかにして優先順位をつけ、実現性の高い計画を立てられる
  • 常に計画と進捗状況の違いに留意することができる
  • 進捗状況や不測の事態に合わせて、柔軟に計画を修正できる
 創 造 力:
  • 複数のもの(もの、考え方、技術など)を組み合わせて、新しいものを作り出すことができる
  • 従来の常識や発想を転換し、新しいものや解決策を作り出すことができる
  • 成功イメージを常に意識しながら、新しいものを生み出すためのヒントを探している
​チームで働く力(チームワーク)
 発 信 力:
  • 事例や客観的なデータ等を用いて、具体的に判り易く伝えることができる
  • 聞き手がどのような情報を求めているかを理解して伝えることができる
  • 話そうとすることを自分なりに十分理解して伝えている
​ 傾 聴 力:
  • 内容の確認や質問等を行いながら、相手の意見を正確に理解できる
  • 相槌や共感等により、相手に話しやすい状況を作ることができる
  • 相手の話を素直に聞くことができる
 柔 軟 性:
  • 自分の意見を持ちながら、他人の良い意見も共感を持って受け入れることができる
  • 相手がなぜそのように考えるかを、相手の気持ちになって理解することができる
  • 立場が異なる相手の背景や事情を理解することができる
​ 情 況 把 握 力:
  • 周囲から期待されている自分の役割を把握して行動することができる
  • 自分にできること、他人ができることを的確に判断して行動することができる
  • 周囲の人の情況(人間関係、忙しさ等)に配慮して、良い方向へ向かうように行動することができる
​ 規 律 性:
  • 相手に迷惑をかけないよう、最低限守らなければならないルールや約束・マナーを理解している
  • 相手に迷惑をかけたとき、適切な行動をとることができる
  • 規律や礼儀が特に求められている場面では、粗相のないように正しく振舞うことができる
 ストレスコントロール力:
  • ストレスの原因を見つけて、自力で、または他人の力を借りてでも取り除くことができる
  • 他人に相談したり、別のことに取り組んだりすることにより、ストレスを一次的に緩和できる
  • ストレスを感じることは一過性、又は当然のことと考え、重く受け止めすぎないようにする
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社会人基礎力測定の方法について
社会人基礎力の測定方法には、米国での教育団体協会が推薦している次の2つの教育手法が使われています。
1.SBL方式 (Story Based Learning)
 米国のATDの推薦するSBL方式は、ヒューマン系のスキル育成に利用するシミューレションベースの教材です。ヒューマン系のスキルとは主体性、実行力、課題発見力などでビジネスシーンの中で求められる能力要素です。これらの教育として座学でそれぞれの能力要素の行動特性を説明して、理解させることはできるが、実際のビジネスシーンでその能力要素が必要とされた場合に、受験生が理想の行動特性を発揮できるのかを確認するのは難しい。 
 そこでSBL方式では、受験生が今後遭遇するビジネスシーンを提示して、その場面でどのような行動特性が取るのかを把握する方式である。そのためにも提示するビジネスシーンはリアリティのある状況が必要であり、できれば連続したビジネスシーンで実体感を与える必要があります。
 新入社員の社会人基礎力を測定するためには、新たに配属された職場で彼らが直面するビジネスシーンで設定する必要があります。上司との関係、先輩からの指示への対応、作業中のトラブル対応など今後その場面に遭遇する可能性のあるビジネスシーンで構成します。そして、それぞれの場面では、12の能力要素の発揮が求められているという想定です。

 行動特性を発揮できているのかを判定するためには、そのビジネスシーンに教官が立ち会っている必要があるがそれは難しい。デモンストレーションとして行う場合でも、受験生は成果を意識して、本当の自分の行動特性を見せることを期待できない。
 設問は12の能力要素の行動特性を求めるビジネスシーンをそれぞれ2つ準備します。合計で24問の設問になります。それぞれの設問には、4つの行動特性の選択肢を用意しています。その中で1番求められている行動特性、ある程度の評価が得られる行動特性、許される範囲の行動特性、そして、それは評価されない行動特性になっています。受験生はそれぞれの行動特性の中から自分がこの場面で取ると思う行動特性を選択します。選択肢にはポイントが付与されていて、1番求められている行動特性の選択肢は4ポイント、ある程度の評価が得られる行動特性は3ポイント、許される範囲の行動特性は2ポイント、そして、それは評価されない行動特性は1ポイントです。しかし、このままですと受験生は成果を意識して、評価の高いと思う行動特性を選ぶ可能性がたかくなります。それでは本人の行動特性を正確に把握できないので、対策を追加します。

2.As Is To Be方式
 上記の設問に対して、受験生が4つの行動特性の選択肢から、自分の行動ではなく、理想の行動特性を選んでしまう危険性を回避するために採用するのが「AS IS TO BE]方式です。
 AS ISとは現状のこと、TO BEとは理想の状態を示し、現状と理想とのギャップを作り出している問題点を分析する際に使われる基本的な理論概念です。この測定では、その場面で自分の行動特性としての選択肢を選びます。これがAS ISの現状です。そして、次にこの場面で受験生があるべきと考える行動特性を選びます。これがTO BEの理想の状態です。この2つの選択肢を選ぶという条件を提示することで、受験生はいい成果を気にせずにその場面での自分の日頃の行動に近い行動特性の選択肢を選ぶことになります。
 その結果、提示されている様々なビジネスシーンでの受験生のAS IS(現状)を客観的に把握するとともに、理想(TO BE)とのギャップを作り出している問題点や課題を洗い出し、課題に向けてどのようなアクションを取ればよいのかという解決策を見つけることができます。

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